心臓病
心臓病とは...
心臓は体の全身に血液を送るポンプの役割をしています。心疾患とはこのポンプ機能に問題がおこり、さまざまな障害がおきてしまう病気のことです。 心臓ポンプ機能に問題をおこす原因はさまざまです。それらの問題が長期にわたり心臓に負担を与えることで、徐々に病気が進行してしまうというのが心疾患の特徴です。しかしながら、この病気は初期の頃には症状がほとんどあらわれないので、なかなか気付きません。しかも症状があらわれてくる頃には、病気はかなり進んでしまっているのです。
心臓病の原因は...
以下のような心臓に負担をかける要因が重なったり長期間にわたるなどして、徐々に心臓の弁
(血液の逆流を防止する)や心筋(心臓の筋肉)に障害がおきます。また、以下の要因により
更に病気が進行してしまう場合もあります。
●過度の運動 ●肥満 ●呼吸器の病気 ●出血・貧血 ●妊娠 ●フィラリア症 ●高齢
心臓病の症状と治療は...
心臓病の症状は、病気の進行状態によってことなります。また、進行状態によって気をつけることや治療が異なります。下記は病気の進行状態によっての大まかな目安です。
| 病態 | 症状 | 気をつけること | してあげること |
| Ⅰ期 | 症状はほとんど
みられない
|
●塩分の多いものを
与えない
|
●お薬
・心臓の負担を減らす薬(ACEI) など
●心臓病のための食事を与える
・心臓に必要な栄養を含み、塩分控えめのもの
|
| Ⅱ期 |
運動で
症状が出る
|
●激しい運動や長時間
の運動を避ける ●塩分の多いものを
与えない
|
●お薬
・心臓の負担を減らす薬(ACEI) など
●心臓病のための食事を与える
・心臓に必要な栄養を含み、塩分控えめのもの
|
| Ⅲ期 |
普段の活動で
症状が出る
|
●なるべく運動を
控える
●塩分の多いものを
与えない
|
●お薬
・心臓の負担を減らす薬(ACEI)
・利尿剤 など
●心臓病のための食事
・心臓に必要な栄養を含み、塩分を制限したもの
|
| Ⅳ期 | 常に症状が出る | ●できる限り安静にする
●塩分の多いものを
与えない
|
●お薬
・心臓の負担を減らす薬(ACEI)
・利尿剤
・強心剤 など
●心臓病のための食事
・心臓に必要な栄養を含み、塩分を制限したもの |